上の写真は元阪急、オリックス、阪神に在籍し、通算176勝140敗の好成績を残した星野伸之氏。
今はプロ野球の投手といえばストレートで150キロ以上のストレートを当然のように記録し、豪速球で三振をバンバン取っていく、というスタイルが多い中、星野伸之氏はストレートは130キロ前半、70〜90キロ台のスローカーブ、110キロ台のフォークを駆使して、並み居る強打者たちを三振に仕留めていくピッチングは見事であった！
もちろんスピードがないので、バットの芯に当たればホームランも打たれるときは打たれたりしたが、カラダの大きな外国人選手を空振りさせる姿は圧巻で見ていて気持ち良かった。
ここ最近は高校生でさえ160キロ台のストレートを投げ、投手といえば豪速球のイメージがだいぶ強くなってきたが、星野氏のように決してスピードがなくてもプロでは十分に通用するのを見習ってもらいたいものだが。。
自分の中でプロ野球の3大投手といえば江川卓、野茂英雄、そして星野伸之、この3人をあげたいと思う。
江川卓、野茂英雄はご存知のとおり伸びのあるストレートでバッターを次から次へと三振の山を築くピッチングで有名だが、あの細いカラダで200勝近い勝ち星をあげた星野伸之氏のピッチングをこれからの野球界は考えるに値すると思うがさて。。
