その裏で各チームは監督が変わったり選手が移籍したりあるいは引退したりと、悲喜こもごもな模様が見られる。
その中でも注目したいのはまず中日松坂大輔投手が14年振りに古巣の西武に復帰する、というニュースが入って来た!
松坂投手はもう39歳というプロ野球選手の中でも高齢の部類に入るが、打高投低のパリーグにおいて一軍で投げる機会があるのか、西武がなぜあえて松坂投手を獲得する意味があるのかは分からないが、投手人生の最後を送るのはやはりあの球場、あのユニフォームだから決めたのであろうか。
あとポスティングシステムを利用してアメリカに挑戦する広島菊池涼介二塁手に注目したい。彼は守備は確かに天下一品で広島の3年連続のセリーグ優勝に貢献した選手の1人だが、さてアメリカに渡って活躍できるかは微妙なところだと思う。イチロー選手にみたいに打率が高いわけでもなく、守備だけで向こうで通用するかといえばさてどうなるだろうか。
来年の広島はかなりの戦力ダウンが予想され、またBクラスの暗黒時代に戻らないか野球ファンとしても気になるところだ。
あとヤクルトの監督が高津臣吾新監督に変わる。投手出身であるし、投手が非常に弱いヤクルトにとっては明るい材料であり、投手陣が整えば打線は強いので十分に優勝争いに加わってくる可能性はあると思う。